いわゆる'ド新規'

私は根っからのジャニーズが好きだった。いわゆる「ジャニヲタ」親が好きだという影響が強いが、小学生の頃から舞台やコンサート握手会に行っていた。中学生になると、友達とコンサートに行ったり、色々なグループのコンサートにも行っていた。高校生にもなれば、自分で働いたお金で遠征をし、誰よりも近くで見たいがために何万と定価以上の金額でチケットを買い積んでいた。その頃から約10年が経ち、誰もが考えていなかった事態が起きている。

私は、親がジャニーズが好きという事があり、ずっとジャニーズが好きで追いかけると考えていた。私だけではなく、親ももちろん友達も。小学生の頃から関ジャニ∞が好きだった。まだ、全国的に有名ではなかった。友達に話しても「関ジャニって誰?」と言われるほどであった。約13年、eighterで同級生で知らない人の方が少ないのではないかと。けれどもある日を境に全く興味がなくなった。何をきっかけにかなどは私自身、全く覚えていない。

今年の5月頃から私はバンドにハマった。METROCKに行って、本格的にハマった。そこから私はもうジャニーズの情報もテレビもほとんど見なくなった。けれども、なににハマってもジャニヲタの名残りはある。見るなら近くで見たい、遠征も行ける所まで行く、Twitterのアカウントもバンド用に作り直したが、雰囲気はジャニヲタそのもの。

しばらく経った今、気付いたことがある。それは、ジャニーズよりもバンドの方が断然沼であること。私がジャニヲタをしていて、握手なんて2回しかしたことがない。サインなんてもってのほか。ファンサも数回。もはや気付いてもらうこと、お話することなんて死ぬまで一生ないだろう。けれども、バンドにハマって約5ヶ月。握手も写真もサインも、1対1で話すことまでしてしまった。もうこれは辞められない。今まで13年間ジャニヲタをしていたのはなんだったのか。全部が全部嫌な思い出ではない、素敵な思い出もあった。こんなに近い距離で、ファンをとても大事にしていて、バンドとは.....なんぞや!!これからもどんどん沼にハマっていくでしょう......

元気が出るLIVE オーラス 1/17


元気が出るLIVE オーラス 1/17

開演時間の4時を過ぎても始まらず、機材トラブルでもあったのかな?と思っていた。
しばらくすると、黒のパーカーを来た6人が舞台に立ち、その6人がエイトとだった事を理解するまでに少し時間が掛かった。
あれ?金髪が居らん?嫌な予感がふと頭をよぎった。
すると、村上さんが話し始め 腸閉塞のため本日は不在だ と言う事が判明した。
ラジオの時点で違和感があった。と話し、昨日のラジオはやけに口数が多く 優くんも何度か
大倉くん大丈夫?
って言う言葉を投げ掛けていた。
その時点で、無理していたと言う事を考えると自然と涙が止まらなくなり、心配で仕方が無かった。
本人も直前まで出たいと言ったらしく、ドクターストップがかかり、本日は大倉くん不在の6人でのライブとなった。
やってもいいすか?
ファンの皆に確認を取れば、返事は拍手で返ってきた。
4万5千6人で大倉の分も埋めよう!!
この言葉で6人は用意をするため、1度はけた。
その後6人が準備をしている間も、会場内はざわついていて、周りを見渡せばタオルで涙を拭く人もいた。私自身も、しばらく頭が混乱していた。
すると、いつも通りの映像が流れ、笑顔の大倉くんが映っていた。そこから私は涙で視界がボヤけて、ほとんど見えていなかった。
舞台裏の映像が流れれば、いつもだと7人で円陣を組んでいるが、今日は6人。すると、丸ちゃんが みんなも一緒に!みたいな事を発し、4万5千6人で円陣を組んだ。
大倉の分まで楽しむぞー!
その言葉、円陣で会場は一つになった。
6人が出てこれば、いつも通り曲が流れ始まった。横山さんは大倉くんの衣装を着て出て来てくれた。立ち位置はちゃんと、大倉くんの所は空けてある。歌詞もカバーしていて、少しいつもと声は違うけれども、成り立っていた。いつもは替え歌をしないきまずいの2人も
愛するおくらの為だけ 全てを的にしても守る
愛する大倉の為 並ならぬ涙のたまもの
改めてメンバー愛に涙が止まらなくなった。
へそ曲がりでは、私の目の前にどんどんメンバーが通って行った。ただ、横山さんだけは違った。私はいつもと変わらず大倉くんのうちわを持っていた。涙でグシャグシャになりながらペンライトを振っていた。それに気付いた横山さんは、1度通り過ぎた後に 私の目の前に戻ってきて、なぐさめるかのように目の前で歌ってくれた。横山さんの優しさが身に染みた。
前向きともんじゃいでは、みんなが大倉くんのうちわを振り、時にはうちわにマイクを向け、まるでその場にいるかのようにしてくれていた。
バンド曲になる前は、横山さんがドラムに座って
大倉ってこんな感じやんな?
と、ちょっとドラムを叩いてみたりしていた。
いざ、バンド曲が始まればドラムの音はオーケストラの方が演奏してくれた。いつもと少しは違うけれども、あの方が居なければバンドが出来なかったと言っても過言ではない。
普段は間違えたわーとか呟いてても、分からない位だったけど、私でも明らかに分かるほどだった。本人達にも相当プレッシャー掛かってたんだと思う。いつもは後ろを振り向いて、大倉くんと2人で笑い合う錦戸さんも、いつも通り後ろを振り向いたが、いつも居る大倉くんが居ないため、少し寂しそうな顔をしながら前に向き直していた。ドラム越しに映る渋谷さん錦戸さんの景色が映れば、いつもこんな感じの景色見てるのかー。と思いながら、私は誰もいないドラムをただ見つめる事しか出来なかった。
言ったじゃないかでは、それぞれのセリフ全てを大倉くんいじり倒して笑いに変えてくれた。
起きたらクマなってるかもなー(笑)と映像が流れれば、キャンジャニが出て来た。
渋谷さんの後ろに映る大倉くんの場所は空いていて、寂しさの方が勝ってしまった。1人ずつ手を差し出す振りでは、錦戸さんと丸ちゃんがサッと手を差し出してくれて、いつもより1人多くなっていた(笑)
キャンジャニが話し始めれば、いつものうるさいブス は安子が言って、最後には
やっぱり丸子には倉子が必要ね。
と、6人全員口を揃えて言っていた。
夏の恋人でのソロパートもカバー出来ていた。
主に丸ちゃんが頑張ってくれていたと思う。
大倉くんと2人で踊る所は、ササッと横山さんが入ってくれて、横山さんが歌っている時は村上さんが入ってくれた。
丸ちゃんと大倉くんでカメラを奪い合うところは、丸ちゃん歌った後に大倉くんになりきって丸ちゃんが歌っていた。スポットライトの部分では、大倉くんの所で踊ったあとすぐに自分の立ち位置に戻り踊っていた。全員真ん中に集まる所では、横山さんの後ろからひょこっと顔を出して、大倉くんの場所から顔を出したりと とても頑張っていた。
MCはいつもより短く、大倉くんの話で終わった。
スリーメンではセトリの都合で、渋谷さんが大倉くんの代わりに出て来てくれて、いつもならパッツパツのズボンが今日はブカブカでした(笑)ぶっつけ本番のため、ほとんどを山田の2人が歌っていた。踊りも山田の2人に教えて貰いながら踊っていた。終始渋谷さんは片手にマイク片手に大倉くんのうちわを持っていた。
KINGではスリーメンの3人がそのまま出続け、紹介の部分では
腸閉塞のたっちょん!
と笑いに変えてくれる村上さん。
WASABIではハモリの部分がなく、錦戸さんと大倉くんの2人で歌う所も、声が足りなかった。
韻踏二ティでのトロッコは錦戸さんが大倉くんの動線で動いていた。
勝手に仕上がれでは、大倉の分まで騒げー!
と、今までに無い盛り上がりになっていた。
そして、挨拶。
渋谷さんは、泣かないでおこうと我慢していたかのように、大倉くんの事を話し始めれば 涙が止まらず、メンバー達も相当我慢していたのが伝わってきた。
侍唄では、ドラムからの風景や渋谷さん越しのドラムが映り、心にぽっかり穴が空いたみたいだった。
その後、村上さんからの挨拶では大倉担も頑張れよ!との言葉を頂いた。
1度全員はけ、アンコールが始まった。
大倉くんが乗っていた気球は、錦戸さんが乗っていた。急☆上☆show!!でも替え歌をしてくれていた。その後ステージに戻り、少し話をしていた。
大倉のパートは皆さんで歌ってください!
音楽が流れると手拍子が始まり、いつもは等間隔で並ぶメンバーも 今日は大倉くんのうちわに寄り添う様に真ん中に集まって歌っていた。すごく微笑ましい光景だった。丸ちゃんパートも替え歌をしていた。大倉くんのパートはみんなで歌い、ずっと一緒と言う所は1人ずつ 大倉くんのうちわに向かって歌っていた。
大サビはみんなで歌いましょ!
この一言でみんなで歌う事になった。会場全体が一つになった。私は涙が止まらなかったけれども、出せる限りの力で歌った。
挨拶をし、大倉と大倉ファンの方にも拍手を!
そしてー!俺達が!最高で 最強の
大倉くんのうちわを真ん中にして、手を繋いでいた。
その後メンバーははけていった。
規制退場の声が掛かる中、エイトコールも鳴り止まなかった。すると、メンバーが出て来たが、少し話していて、ほんまにごめんなさい!と村上さんが頭を下げれば、それに続くように全員頭を下げた。
今、歌っても満足出来ないんで、次ちゃんと7人揃った時にやりましょ。これが男の美学です!
と、何も歌わずにはけていった。
この公演は、私にとって一生忘れない公演はとなりました。
う誰も欠けてはいけないと改めて感じました。メンバー愛にも感動しました。そして私は、自分が思ってる以上に大倉くんが好きなんだと感じました。
コンサート中も、立ち位置を覚えていたため何度も誰も居ないけれど、大倉くんの立ち位置を見ていました。初めは、誰を見れば良いか分からなかったけど、この公演は全体の雰囲気を感じる事が出来て良かったです。
私は関ジャニ∞が大好きです。
大倉くんが大好きです。
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